座標(ざひょう)とは「地球の番地」
座標とは、地球という巨大なボールの表面にある「特定の場所」を、数字を使って正確に教えるための仕組みです。
「東京都の東京タワー」と言えば人間には伝わりますが、スマホのGPSやカーナビには伝わりません。機械に場所を教えるための「地球の番地」が座標です。
緯度(いど)と経度(けいど)
座標は、必ず2つの数字のセットで作られます。それが「緯度」と「経度」です。
1. 緯度(タテの位置)
地球の「赤道」を0度として、北極に向かって90度(北緯)、南極に向かって90度(南緯)で表します。日本の位置はだいたい「北緯35度」くらいです。
2. 経度(ヨコの位置)
イギリスのロンドンを0度として、東に向かって180度(東経)、西に向かって180度(西経)で表します。日本の位置はだいたい「東経139度」くらいです。
つまり、東京駅の座標「35.6812, 139.7671」は、「赤道から北へ35.6812度、イギリスから東へ139.7671度」進んだ場所、という意味になります。
専門家からのアドバイス
緯度と経度の数字を逆に入力してしまうミスが非常に多いです。常に「緯度が先、経度が後」と覚えましょう。
注意:あなたの座標、ズレていませんか?
実は、座標には「測地系(データム)」という隠れたルールがあります。古い日本のルール(日本測地系)と、世界基準(WGS84)が混ざると、場所が400メートル以上ズレる事故が発生します。