トラバース測量閉合差・精度比計算ツール

閉合トラバース測量における角度・距離の観測値から、閉合差(誤差)、精度比(閉合比 e.g. 1:15,000)、およびコンパス法則(合緯距比例配分)による調整後確定座標を自動計算します。インタラクティブな網図プロット付き。

トラバース観測データ入力(閉合多角形)

方位角(0°〜360°、10進度数 45.5 または 度分秒スペース区切り 45 30 00)と測線長(水平距離 m)を入力してください。

測線 測点 From → To 方位角 (Azimuth) 水平距離 (Length) 緯距 (ΔX / ΔN) 経距 (ΔY / ΔE) 操作
全周長 (ΣL)
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閉合誤差 (Ec)
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閉合精度比 (1:X)
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閉合誤差の方位
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公共測量・精度基準判定: 計算待機中...
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トラバース網図プロット (青 = 調整後多角形, 点 = 各測点)

コンパス法則(合緯距配分)調整計算結果

測点 緯距補正量 (CX) 経距補正量 (CY) 調整後緯距 調整後経距 確定座標 X (北) 確定座標 Y (東)
「閉合差・調整計算を実行」をクリックすると調整後座標が表示されます。
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測量技術上の適用範囲および免責事項: コンパス則(バウディッチ法)は、閉合トラバースにおける偶然誤差(閉合差)を各辺長に応じて比例配分して数学的に閉合させる調整法です。閉合計算の成立は、系統誤差(機器定数誤差等)や過失(視通・読取ミス)の非存在を保証するものではなく、また不動産登記や法的境界確定を直接証明するものではありません。実務上の境界確定および測量成果認定には、各自治体・作業規程準則に基づく有資格者(土地家屋調査士・測量士)による検証が必要です。

トラバース測量計算の原理とコンパス法則

平面測量において、閉合トラバース(多角測量)は出発点に戻る閉合ポリゴンを形成します。理論上、すべての測線の緯距(ΔX)の総和および経距(ΔY)の総和はゼロ(ΣΔX = 0, ΣΔY = 0)になるはずですが、現場の観測誤差によって微小な閉合差が生じます。

1. 全閉合差 (Ec) の計算

三平方の定理により Ec = √((ΣΔX)² + (ΣΔY)²) として算出されます。出発点と未調整の終点との間の幾何学的直線距離を表します。

2. 閉合比(精度比)

全周長に対する閉合差の割合であり、1 : (ΣL / Ec) で表されます。例えば 500m の周長で閉合差が 0.05m の場合、閉合比は 1:10,000 となります。

3. コンパス法則(バウディッチ法則)

角観測と距離観測の相対的な精度が同等であると仮定し、閉合差を各測線の長さに比例して按分配分する方法です: C_i = -(ΣΔ) × (L_i / ΣL)。

日本の公共測量作業規程における基準点測量許容値目安

測量分類 目標精度比(閉合比目安) 主な適用業務
3級基準点測量 1 : 20,000 以上 地域基盤測量、高精度土木インフラ
4級基準点測量 / 用地測量 1 : 10,000 以上 境界確定測量、公図訂正、都市部境界
一般現況測量 / 簡易多角 1 : 5,000 以上 地形測量、造成工事、簡易平面測量