QGISの座標系変換(CRS・測地系再定義)完全ガイド

QGIS座標系変換の重要ポイント

  • 「レイヤのCRS指定」と「再投影(エクスポート)」の違い: プロパティからCRSを変更するだけでは座標値(数値)は変わりません。座標値を変換するには「エクスポート → データの保存」から新しいCRSを指定します。
  • JGD2000 → JGD2011(東日本大震災の補正): 日本国内では、地域別のグリッドパラメタファイル(.gsb)を適用することで数cm〜数mの地殻変動補正が行われます。

1. なぜQGISで背景地図と位置がずれるのか?

背景のOpenStreetMap(EPSG:3857 Webメルカトル)上に、日本の平面直角座標系(例: EPSG:6677 第IX系)のデータを追加した際、位置が太平洋上に飛んでしまうケースがあります。これはレイヤのCRSが正しく認識されていないか、経度緯度と直角座標の単位(度とメートル)が混ざっているためです。

2. レイヤの座標系(CRS)を恒久的に変換する正しい手順

  1. レイヤウィンドウで対象のレイヤを右クリックします。
  2. エクスポート要素の保存... を選択します。
  3. CRS項目で「EPSG:6677(JGD2011 / 平面直角座標系第IX系)」や「EPSG:32654(UTM 54N系)」を指定します。
  4. ファイル名と保存先を指定して「OK」をクリックすると、すべての頂点座標がメートル単位に再計算されて保存されます。

単一ポイントの即時計算・検証ツール

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緯度経度 → UTM変換ツール 万能座標変換サンドボックス